家畜の健康的な成長促進、リン排泄量をダウン BASF、次世代の飼料添加物 

2020/08/31

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ドイツに本社を置く総合化学会社BASFは、日本国内飼料業界向けに、次世代のフィターゼ「ナツフォス E」の販売を開始した。

BASF ナツフォスE

優れた安定性の画期的なフィターゼ製品。家畜の効率的な成長に寄与する。

「ナツフォス E」は、プレミックス(家畜の成育に必要となるビタミン・ミネラルなどの微量成分をあらかじめ混合した飼料添加物)の安定性に優れている。また、最高温度95度でペレット加工される飼料への利用が可能で、18ヶ月間の長期保存でも変質しない安定性も有している。

同製品を鶏や豚の飼料に使用することで、リン、カルシウム、アミノ酸などの栄養素をより効率的に摂取することが可能になり、家畜の健康な成長を促進。さらに、家畜体内から排出されるリンを削減し、環境負荷も低減するという。

農林水産省の調べによると、日本国内において、過去50年間で食肉消費量が着実に増加しており、過去10年間では、畜産農家1戸あたりのブロイラーと豚の飼養頭数は、それぞれ40%と60%増加している。そのため、飼料効率と環境への影響を考慮した畜産経営は、多くの農家にとってますます重要な課題となっている。

「ナツフォス E」は、家畜の消化プロセスにおいて、ミネラル、微量元素、アミノ酸などのフィチン酸に結合した他の必須栄養素も放出する。これにより、リン酸塩と窒素の排泄量が減少し、水や土地の汚染低減にも役立つ。

BASFアジア地域統括本部アニマルニュートリション営業部の責任者ダニエル・ヴッソー氏は「BASFは、飼料業界が直面している課題に対処するために、高品質の製品と効率的なソリューションを提供することに尽力しています。革新的な『ナツフォスE』を使用することで、飼料メーカーや畜産農家は、バランスの取れた栄養の確保を通じてコスト効率の恩恵を受けるだけでなく、環境保全にも貢献できます」と述べている。

日本国内では、「ナツフォス E」製剤のほか、倍散品である「ナツフォス E 2500ブレンド」も販売する。

BASF ジャパン