井関農機、20馬力未満トラクター2製品を新発売

2021/06/15

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井関農機は、20馬力未満のトラクター2製品の販売を6月から開始した。基本性能の高さが魅力の「TM7シリーズ」とコンパクトトラクタ「TQ3シリーズ」。

農地の拡大や集約化が進みトラクターの全体の需要が減少する中、50馬力帯を中心に、高馬力トラクターの需要割合が増える一方、20馬力未満の需要は依然として全体の15%を超える。そうした中、「TM7シリーズ」と「TQ3シリーズ」は、20馬力未満トラクターのニーズに応える形で開発された機種だ。

■基本性能の高さが魅力「TM7シリーズ」

2013年に発売した基本性能の高さで評価の高い「TM5」シリーズとともに展開する「TM7」シリーズは、安心機能を搭載し、外装を一新した。

新デザインは、フロントグリルのデザインを一新。外装カラーは高級感あるオーシャンブルー、内装はブラックのカラーリングを採用した。エンジンは、3気筒1123ccエンジンで粘り強く余裕をもって作業できる。

井関農機 トラクター 20馬力未満トラクター TM7シリーズ TQ3シリーズ機能は、前進後進の切替が手元で行え、シンクロメッシュ機構によりスムーズな切替が可能。また、ロータリが着地時ゆっくりと降りるため、すき込み始めのショックが少なく、スムーズな作業が可能なデセラ機構を装備した(03仕様除く)。ポジションコントロールレバーを標準装備しているため、作業機の高さを任意の高さに調整しやすく、作業機の上げ高さを規制できるストッパも装備している。

また、パワステとオートロータリは標準装備。一定の耕うん深さに自動で調整できるので、耕うんや代かきをキレイに仕上げることができる。耕うんの深さは耕深コントロールレバーで簡単に調整可能。さらに、旋回時に前輪が増速し、小回りができる「スーパーフルターン」や、耕うん作業の精度向上する自動水平制御(X仕様)、ハンドル手元のレバーで作業機の上昇下降の操作がワンタッチで行えフィンガップレバー(X型)やワンタッチ作業切替ダイヤル(X型)が装備されている。

ロータリは、従来機のロータリのリヤカバーを見直し、より整地性能の高い新形状を採用。耕うん深さに関係なく、一定の接地面を確保できる。新反転爪を採用し、爪配列を見直すことでより整地性能が向上した。

井関農機 トラクター 20馬力未満トラクター TM7シリーズ TQ3シリーズ

写真はTM7シリーズの「TM197KXA3V」。

安心・安全性能としては、片ブレーキ誤操作警告装置、点検が容易なオープンボンネットや、追突事故防止に役立つ低速車マークの標準装備、LEDヘッドライトを装備した。発売型式は、TM177(17PS)とTM197(19PS)の2型式。希望小売価格は、141万3500円~197万4500円(税込)。

■コンパクトトラクタ“トラQ”シリーズの進化系「TQ3シリーズ」

2010年に発売したTQシリーズはコンパクト・高馬力・低価格で好評のトラクタだが、外装の一新と新たな安心機能を搭載し、「TQ3シリーズ」として投入する。

井関農機 トラクター 20馬力未満トラクター TM7シリーズ TQ3シリーズ「TQ3シリーズ」は、3気筒1123ccエンジンで粘り強い余裕のある作業を実現。変速・前進後進の切替えが手元で簡単にできるハンドルサイドの直進シフトレバーや、標準装備のコントロールレバー、パワステ、オートロータリで操作性と作業性を向上し、長時間作業での疲労を軽減できる。

このほか、耕うん作用の精度が向上する自動水平制御(X仕様)、旋回半径が小さくなり、枕地処理の効率が上がるスーパーフルターン(K型)、ハンドル手元のレバーで作業機の上昇下降の操作がワンタッチで行えフィンガップレバー(L・X型)やワンタッチ作業切替ダイヤル(L・X型)が装備されている。

井関農機 トラクター 20馬力未満トラクター TM7シリーズ TQ3シリーズ

写真はTQ3シリーズの「TQ163LKXA2V」。

安心・安全性能についても、片ブレーキ誤操作警告装置、点検が容易なフルオープンボンネット、低速車マークの標準装備などさらに向上している。発売型式は、TQ143(14PS)、TQ163(16PS)、TQ173C(17.5PS、セミクローラ仕様)の3型式。希望小売価格は 126万5000円~224万4000円(税込)。

井関農機