作物の拾い上げを省力化・効率化! 次世代自走乗用ピッカー

2020/09/30

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田中工機 アガールD田中工機は、座ったまま作物を拾上げることができる次世代自走乗用ピッカー「アガール」をベースに、鉄コンテナへダイレクトに流し込める能率重視型次世代自走乗用ピッカー「アガールD」を発売した。

日本農業の課題は、担い手不足や重労働な作業、経験の継承などさまざまなものがあるが、課題解決のために農作業の自動化やロボット化が進められつつある。

なかでも重労働とされる収穫作業は、品質チェック、刈り取り、汚れの除去、コンテナ入れなど短時間に多くの作業が集中し、農作業の多くの時間を占め、スタッフ人数も多く動員しなければならない作業で、省力化・効率化が求められている作業の1つ。

田中工機 アガールD

掘り上げた作物をダイレクトに鉄コンテナに流し込める。最大3名が乗用でき、搬送コンベア上で不純物、規格外のものを選別することができ、作業効率が各段にアップ。

同社の「アガールD」は、掘り上げた作物を特殊コンベアと柔らか押さえゴムにより、傷つけずに拾い上げ、鉄コンテナまたはフレコンバック(タマネギ収穫用)にダイレクトに流し込める。これにより、これまでの人手によるコンテナ流し込みが、鉄コンテナに直接投入されることで、少人数で高効率作業を実現した。さらに作業スピードも速く、10a当たり1.5時間~2時間で拾い上げ作業が完了でき、作業時間を大幅に短縮できる(圃場条件により異なる)。

また、拾い上げでは土落とし振動装置を2機搭載しており泥土の混入を防ぐ。最大3名まで乗用でき、搬送コンベア上で作物と不純物および規格外のものを選別可能だ。

鉄コンテナがいっぱいになり交換する場合は、油圧装置によりコンテナをスライドさせてその場へ落とすことができるので、重い鉄コンテナの交換の負担も軽減される。

20kgコンテナに作物を入れ込む「アガール」ではタマネギ、サトイモ、ニンジン、コンニャクイモ(種芋)、ニンニク、ジャガイモなどの収穫にも活用できるとしている。

同社は手作業での農作業を自動化することで農業を楽にするという思いで、負担を最大限に減らす農業機械を開発しているという。「アガール」は作物を拾い上げるという構想から20数年をかけて開発した。

作業を素早く自動化して重労働から解放し、手軽で簡単な農作業を実現し、日本の「食」の一翼を担うべく、「持続できる農業」を提案していきたいとしている。

【アガールD諸元】
型式名:iPK1D
全長×全高×全幅(mm):3,550mm×1,930mm×1,770mm
エンジン:空冷ガソリンエンジン6.2PS(4.5kW)
トレッド:トレッド1,400mm
重量:850kg
価格:要問合せ(仕様によって異なる)
問い合わせ:0957-55-8181
※鉄コンテナは日建リース工業「レンタルパレット」のMB1210V、MB1210VGに対応。
※フレコンバッグは田中産業「製玉ねぎ収穫機専用コンテナ」に対応。
※タマネギ高畝仕様もラインナップ。
※仕様・形態については予告なく変更することがあります。

田中工機