植物活性剤「東京8」有機JAS認定資材として登録

2022/04/19

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東京8 有機JAS認定資材 植物活性剤 太陽油化 有機農業 SDGs 土壌 サーキュラーエコノミー太陽油化は、日本国内外で好評を得ている微生物製剤「東京8」の有機JAS認定資材登録(登録主はグループのソルテラ農園)が4月8日に完了したことを発表した。これにより有機圃場でも「東京8」を利用することが可能となった。

「東京8」を開発した太陽油化は、東京23区内に2社しかない高層ビルや地下街の汚水汚泥の中間処理業者の1社として過去35年間活動してかた。その業務を推進する中で、同社は、効率よく汚泥を分解処理する効果性の高い集団微生物を発見。この集団微生物を応用して開発したのが土壌改良にも効果を発揮する「東京8」だ。

土づくりで欠かせないのは水、空気、栄養素である堆肥。そして、栄養素を分解して植物の生育を助ける微生物。「東京8」は微生物植物活性剤として、このような微生物コミュニティを統制し、従来より植物が生育しやすい土壌への変化に貢献する。また、通常堆肥は一般的に遅効性といわれているが、「東京8」は堆肥などの有機物の無機化を促進し、化学肥料に匹敵する機能を期待できる。

同社では、約10年前から農業分野での実験を重ね、2017年には肥料としての登録を行い、この度、有機JAS認定資材としての適合性評価を受け認定資材として登録を完了した(登録番号JASOM-220401(有機JAS資材評価協議会))。

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インドネシアで2021年8月から日本米及びインディカ米の現地栽培実験を行った。

農林水産省「みどりの食料システム戦略」でもうたわれているように、近年有機農業への転換は環境負荷を減らす取り組みの一環として、非常に重要視されているが、生産性の問題など課題も多い。「東京8」は、有機農業の課題とされている生産性を劇的に改善することが、これまでの栽培実験で明らかになっている。たとえば、インドネシアで2021年8月から日本米およびインディカ米の現地栽培実験を開始し、通常農法よりも1.4倍以上の収穫が実現できることを確認できた。また、国内でも栽培実験を開始しており、宮古島ではズッキーニの育苗に対して「東京8」が使用され、通常のズッキーニに比べて根の張り方が格段に違うことが確認されている。

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宮古島でズッキーニの育苗に「東京8」を使用。

「東京8」は無害、無臭であるほか、扱いが簡単で誰もがストレスなく扱える製品だ。経口毒性(LD50)や皮膚パッチテスト(安全性テスト)によって人体への安全性が確認されている。

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使い方はシンプルで簡単。通常の灌水に毎月、基準量の「東京8」を加えるだけ。特別な装置や防護服は必要ない。

また、水で希釈して噴霧できるため、特別な装置も不要。途上国でも一般的に使用されている灌水チューブや噴霧器で散布可能だ。使用イメージ播種や育苗期~成長期まで水に薄めて合計5回ほど散布する。さらに、通常の微生物系資材や活性剤と違い、刺激臭や腐敗臭(醗酵臭)がしないのでストレスを感じることなく、手軽に散布できる製剤だ。

東京8 有機JAS認定資材 植物活性剤 太陽油化 有機農業 SDGs 土壌 サーキュラーエコノミー「東京8」は、太陽油化の工場で、東京都23区内で発生した汚泥を浄化する過程で生成される。「東京8」で栽培された野菜は、飲食店や食品加工工場で加工・消費され、そこから排出される汚泥はまた太陽油化へ搬入され、「東京8」が生成される。このように「東京8」を利用することにより、この循環の輪に加わり、循環型社会の形成、サーキュラーエコノミーへの参画が可能となる。今回、有機JASの認定資材の登録を受けて、「東京8」はさらに強力にSDGsの目標達成に寄与するとしている。

【製品概要】
価格:11,000円(10L)(税込/送料別)
散布量の基準:1000㎡あたり1L/1haあたり10L
※使用する機材により水で50~500倍に希釈して使用する
問い合わせ:太陽油化 東京バクテリアラボ事業部(☎03-3938-0022)

東京8
太陽油化