BLOFware.Doctor 野菜プランを開始

2021/09/21

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エヌ・ティ・ティ・コムウェア(以下NTTコムウェア)は、ジャパンバイオファームと共同で開発した営農支援クラウドサービス「BLOFware.Doctor」の野菜プランのサービスを9月15日より開始した。

同サービスは、NTTコムウェアがジャパンバイオファームと開発し、全国の農業協同組合や農業法人、個人農家を対象に提供するもので、“土づくり”に着目して科学的・論理的に農作物を生産する有機栽培技術Bio Logical Farming(バイオロジカルファーミング)理論(以下BLOF理論)に基づいて、高品質・高収量・高栄養価な農作物の生産を、誰でも簡単に実現するために開発されたクラウド支援サービス。クラウド上のサービスであるため、インターネット回線のつながる場所であれば、どこからでも圃場の管理、施肥の設計、営農の記録などが一元管理で行える。2020年8月より水稲プランのサービスを開始しており、今回待望の野菜プランのサービスが開始となった。

持続的な農業として国内外で関心が高まっている有機農業だが、手間がかかるうえに品質や収量にばらつきがあり、生産が安定しにくいといった課題がある。BLOF理論に基づいた有機栽培はこれらの課題を解決し、高品質・高収量を実現することが可能な点で注目されているが、実践するには高度な専門知識とスキルが必要という実情がある。

BLOF理論 有機農業 NTTコムウェア ジャパンバイオファーム 営農支援クラウドサービス BLOFware.Doctor

「BLOFware.Doctor」がサポートする農業工程。

「BLOFware.Doctor」は、圃場管理、施肥設計、営農作業記録をパソコンで簡単に行えるほか、専門のインストラクターから、栽培に関するアドバイスを受けることも可能だ。以下に「BLOFware.Doctor」の機能を紹介する。

■BLOF理論を基礎から学べる

BLOF理論を基礎から学ぶための機能が充実しているのが「BLOFware.Doctor」のポイントの1つ。BLOF理論のコツを写真付きで分かりやすく解説する「グローイングマップ」があり、生育段階に応じた作業ポイントが掲載されているので、実際に農作業をする際のガイドとして活用したり、「BLOF理論の教科書」として、BLOF理論習得に向けた学習にも活用できる。

また、定期的にジャパンバイオファームによるBLOFware.Doctorユーザ限定のオンラインセミナーを開催しているので、セミナーで学んだことをすぐに実践するできる。

「グローイングマップ」はクラウド上で何度でも参照可能で、セミナーもアーカイブとしていつでも見直せるようになっており、普段の農作業の合間など好きな時間に学習可能だ。農業法人などの複数の生産者が所属する組織では、全員が同じ時間に集まることが難しい場合でも同じ内容を学ぶことができるため、共通言語の確立に役立つだろう。

■誰でも簡単に土壌分析と施肥設計が実践できる

BLOF理論の肝となる土づくりにおいて特に重要な工程が、現状の圃場の土壌成分バランスを分析する「土壌分析」と、圃場にどの肥料をどのくらいまくかを計算する「施肥設計」。この工程がうまくいかないとBLOF理論実践による効果が大きく下がることになってしまう。

「BLOFware.Doctor」では、ジャパンバイオファームの土壌分析代行サービスと連携。圃場の土を採取してジャパンバイオファームに郵送すれば、ジャパンバイオファームが代行して土壌分析を行い、結果データが返送。結果データは「BLOFware.Doctor」へ簡単にインポートすることができるため、すぐに施肥設計へ進むことができる。
※土壌分析代金は別料金。

BLOF理論 有機農業 NTTコムウェア ジャパンバイオファーム 営農支援クラウドサービス BLOFware.Doctor

直感的な操作で施肥設計できる。※画面イメージです。

「施肥設計」は、土壌分析結果を入力して使いたい肥料の量を調整するだけの簡単操作。グラフを用いた視覚的に分かりやすい操作で誰でも簡単に施肥設計が行える。ユーザは画面上に自動で表示される最適な土壌成分バランスのガイドに従って使いたい肥料の量を調整するだけで、最適な施肥量をシミュレーションすることが可能だ。しかも、栽培作物ごとに最適化されているので、自分が栽培している作物により最適な施肥設計が行える。

■困ったときに相談できるサポート機能

新たにBLOF理論に取り組もうとしても、周囲に誰も実践している生産者がいない、困ったときに相談できる他の生産者がいない場合もあるだろう。そこで「BLOFware.Doctor」では、システム上でBLOF理論の有識者であるインストラクターにアドバイスを求めることができる「インストラクターアドバイス」というサポート機能がある。

相談事項や圃場の土壌分析結果、施肥の結果、作業記録、作物の写真などをシステムに登録すると、インストラクターがシステムに登録されたユーザーの情報を基にアドバイスを返信してくれる。ユーザ1人ひとりの状況に応じて判断するため、かかりつけの医者のように的確なアドバイスを返してくれるのは、心強い。

また、全国のBLOF理論実践者同士の情報交換の場として、ユーザー限定のFacebookページを開設。生産者同士で交流することができる。

「BLOFware.Doctor」野菜プランの対応作物は以下の通り。記載のない作物についても、対応可能な場合があるので、不明な点は要問い合わせ。
葉物類:コマツナ、ホウレンソウ、シュンギク、ニラ、ノザワナ、ツケナ類、葉ネギ
外葉類:キャベツ、ハクサイ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、タマネギ、ネギ(根深)、ニンニク、セルリー(セロリ)
根菜類:ダイコン、ニンジン、カブ、ゴボウ
イモ類:ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、ナガイモ/ジネンジョ、コンニャクイモ、ショウガ
果菜類:トマト(大玉・中玉)、トマト(ミニ)、キュウリ、ナス、ピーマン、スイカ(大玉)、スイカ(小玉)、メロン、カボチャ、ズッキーニ、オクラ、シシトウ/トウガラシ、イチゴ
マメ類:エダマメ、ソラマメ、サヤインゲン、エンドウ、トウモロコシ、アスパラガス

「BLOFware.Doctor」は、申込日より翌月末までは、お試し期間として無料で利用可能(一部機能の制限あり)なので、気軽に試してみては。利用料金は表を参照。

BLOF理論 有機農業 NTTコムウェア ジャパンバイオファーム 営農支援クラウドサービス BLOFware.Doctor

【料金一覧】

※無償お試し期間終了後、自動で有償サービスへ移行。解約希望の場合は、申込日より翌月7日までの間に解約ページより申し込む。

今後は、果樹プランの提供も予定されている。

BLOFware.Doctor製品ページ
NTTコムウェア
ジャパンバイオファーム
【参照】BLOF理論のQ&A