英国が日本産食品の輸入規制を撤廃 農林水産省

2022/07/01

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農林水産省は、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生時より続いていた、英国による日本産食品に対する放射性物質輸入規制が、6月29日に撤廃されたと発表した。

輸入規制撤廃 英国 東日本大震災 放射性物質輸入規制

※写真はイメージです。

福島県のキノコ類や水産物といった9県の産品を輸出する際に必要だった放射性物質の検査証明や、9県以外で生産したことを示す産地証明が必要だったものが、撤廃となり不要になる。

英国の輸入規制は、6月25日にスコットランド議会、6月29日にイングランド議会およびウェールズ議会において、規制を撤廃するための法案が成立。これにより、英国で適用されていた日本産食品に対する放射性物質輸入規制が、北アイルランドを除き、撤廃された。なお、北アイルランドについては、英EU間の合意に基づき、EUによる日本産食品に対する放射性物質輸入規制が適用されている。

2011年の福島第一原子力発電所の事故後、55の国・地域が日本産食品の輸入規制を導入。今回の英国の規制撤廃により、規制を維持しているのは13カ国・地域まで減少した。

2021年の英国向け農林水産物・食品の輸出額は72億円(世界第18位)で、主な品目はアルコール飲料、ソース混合調味料、醤油などとなっている(出典:財務省貿易統計)。

農林水産省では今回の規制撤廃を機に、マーケットインの発想に基づき、英国への農林水産物・食品の輸出促進にも積極的に取り組んでいくとしている。

農林水産省・プレスリリース
農林水産省