世界初!ホウレンソウの次世代型植物工場を建設 ブロックファーム 大量・安定生産を実現

2022/06/27

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菱電商事とファームシップの合弁で設立したブロックファーム合同会社は、大規模生産では世界初となるホウレンソウの次世代型植物工場「Block FARM」を静岡県沼津市に建設した。

菱電商事 ファームシップ Block FARM 植物工場 ホウレンソウ

「Block FARM」の外観。(出典:菱電商事・プレスリリース)

Block FARMは、植物工場業界で機材システムの販売トップの菱電商事と、植物工場野菜の販売や工場運営ノウハウに強みを持つファームシップのこれまでの経験や技術・ノウハウをすべて投入し、年間約1000トンの周年栽培を計画している。また、安心安全もちろん、安定かつ効率的な食糧生産を行うことで現在の国内農業が抱えるさまざまな社会課題や気候変動課題の解決を目指す。

菱電商事 ファームシップ Block FARM 植物工場 ホウレンソウ

ホウレンソウ栽培のイメージ。(出典:菱電商事・プレスリリース)

Block FARMの最大の特長は、菱電商事が開発した環境制御アルゴリズムと植物工場専用のIoTシステム、ファームシップの新たな栽培手法に全量自家消費の太陽光発電設備を組み合わせることで従来型の植物工場の課題であった使用電力の50%削減を実現し、省エネと収益性を両立したところにある。具体的な特長は以下の通り。

①閉鎖型植物工場では世界初のホウレンソウの大量生産を実現(菱電商事調べ)
②全量自家消費メガソーラー搭載によりCO2排出量を抑制
③熱還流環境制御アルゴリズムと自然エネルギーの活用により使用電力を従来比較50%削減(菱電商事比較)
④栽培・加工・冷凍一体型施設の導入(計画中)によりライフスタイルの変化に伴う市場ニーズに対応
⑤微生物ろ過ごみ処理施設等により食品ロス・廃棄ゼロを実現

敷地面積は2万㎡(延床面積8000㎡)で、1日3トン・年間1000トンの生産量を見込む。量産出荷開始は2022年8月頃で、100名以上の新規雇用を計画しているとのこと。

菱電商事グループは、「Block FARM」の運営を通じ、安心・安全な農作物を安定的に供給できる体制を構築していくことで、気候変動の影響など国内農業が抱えるさまざまな課題を解決していきたい考えだ。

【Block FARM概要】
生産量:3トン/日
所在地:静岡県沼津市原字西中2262-1
規模:1000トン/年
面積:2万㎡(延床面積8000㎡)
栽培方式:閉鎖型人工光利用
新規雇用:100名以上
竣工日:2022年5月26日

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