令和4年「飼料用イネの栽培と品種特性」を公開

2021/09/06

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • はてなブックマークでシェアする

(一社)日本草地畜産種子協会は、令和4年播種用「飼料用イネの栽培と品種特性」のパンフレットを作成、ホームページで公開した。

飼料用米 飼料用イネ 耕畜連携 国産飼料

令和4年播種用「飼料用イネの栽培と品種特性」パンフレットの表紙。
(出典:日本草地畜産種子協会)

現在、日本の主食用米の消費は減少の傾向が続き、主食用米の過剰問題は、日本農業の構造化された問題となっている。 一方で畜産業界では、高騰が続く輸入飼料に対し飼料用米の需要はとても高く、供給は現在全く足りていない状況だ。

こうした状況を鑑み、日本政府は令和2年3月末に閣議決定した「食料・農業・農村基本計画」において、飼料用米等の戦略作物の生産拡大を明確に位置づけ、飼料用米については、令和12年度の生産努力目標を70万トンに設定した。飼料用米は、主食用米からの作付転換が比較的容易であることに加え、日本の畜産業にとっても、国産飼料生産に立脚した安定的な畜産経営にも寄与することから本作化の推進とともに益々の飼料用米生産・利用拡大を進めている。

また、飼料用米を単なる輸入トウモロコシの代替飼料として利用するのみならず、その特徴を活かして畜産物の高付加価値化を図ろうとする取り組みも最近では見られるようになった。国産飼料であることや、水田の利活用に有効であることなどをアピールしつつ飼料用米の取り組みに理解を示す消費者層等から支持を集めており、飼料用米を活用した畜産物のブランド化に成功した事例も多くなっている。

今回公表された令和4年播種用「飼料用イネの栽培と品種特性」は、飼料用イネの専用品種の紹介と上手な栽培方法、調整などを紹介している。紹介されている飼料用イネは「つきはやか」、「つきあやか」など19品種。品種の特徴と栽培ポイントなどを掲載。また、裏作としてイタリアンライグラス(イネ科牧草)の栽培をすすめている。
パンフレットのダウンロードはこちら

日本草地畜産種子協会「飼料用稲パンフレット」
日本草地畜産種子協会
【参照】農林水産省・飼料用米関連情報