MAFFアプリに「熱中症警戒アラート」通知機能

2021/05/24

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • はてなブックマークでシェアする

農林水産省は5月20日、農業者とつなぐコミュニケーションツール「MAFFアプリ」に、環境省と気象庁が発表する「熱中症警戒アラート」を通知する機能を追加した。

農作業中の熱中症による死亡事故は、2018年には調査開始以降で最も多い43人、2019年も前年に次ぐ29人と近年急増しており、農業者に熱中症の警戒を促す手法の開発が課題となっていた。

MAFFアプリ 農林水産省 農水省 熱中症警戒アラート

MAFFアプリにおける「熱中症警戒アラート」発出時の通知イメージ。(出典:「MAFFアプリにおける「熱中症警戒アラート」の通知機能の追加について」農林水産省資料より)

そこで、MAFFアプリに追加された「熱中症警戒アラート」通知機能は、MAFFアプリに登録者の地域に環境省と気象庁が運用する「熱中症警戒アラート」が発出された場合、当日の朝7時頃に自動でMAFFアプリにアラートが通知される機能(プッシュ通知機能)だ。

「熱中症警戒アラート」とは、環境省と気象庁が熱中症予防対策に効果的な情報発信として、2020年7月から関東甲信地方で「熱中症警戒アラート(試行)」の発表を実施しており、今年4月下旬から全国を対象に運用が開始されたもの。熱中症との相関が高い「暑さ指数」の値が33以上と予測された場合、気象庁の府県予報区等を単位として注意情報が発表される。

気象庁の暖候期予報(6月~8月)によると、全国的に暖かい空気に覆われやすく、気温は北・東・西日本で平年並か高く、沖縄・奄美で高いとされている。昨年も全国的に高温で国内再校気温(1位タイ)を記録しており、今年も暑い夏が予想される。

熱中症を予防するには、こまめに休憩や水分をとるなどの対策が基本だが、農作業中はマスクの着用によって熱中症のリスクが高くなるおそれがあることが指摘されている。屋外やハウスで人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合は、マスクをはずして熱中症の予防を心がけよう。

ぜひ、MAFFアプリの「熱中症警戒アラート」通知機能を利用し、自身の健康を守ってほしい。

【参照】MAFFアプリとは
MAFFアプリ 農林水産省 農水省 熱中症警戒アラート「MAFFアプリ」とは、農林水産省が省と農業者をつなぐスマートフォン用アプリとして2020年5月1日より開始したもの。国や省が行う政策情報やイベント情報を農業者のスマートフォンに直接配信し、特に重要な情報や緊急的な情報についてはユーザーのスマートフォンにプッシュ通知される。農林水産省からのアンケートへの回答や、画像付きで現場の情報を農林水産省に直接送付できる「マフちょく」機能もある。また、現在、紙ベースで行われている様々な手続・申請をオンラインで行える「農林水産省共通申請サービス(eMAFF)」と連携予定だ。

MAFFアプリに「熱中症警戒アラート」の通知機能を追加しました
MAFFアプリについて
農林水産省
【参照】令和2年度の熱中症予防行動を踏まえた新型コロナウイルス感染者が発生した時の対応及び事業継続に関する基本的なガイドラインの補足について」