AIによる獣害対策システム開発スタート

2021/10/25

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人と自然が調和する「あわじのむらづくり」を進める合同会社ばとんは、兵庫県南あわじ市灘エリアでの獣害被害軽減のため、三重大学大学院生物資源学研究科の内藤啓貴助教と共同で独自の獣害対策システムを開発するためのデータセンシングを開始した。

獣害対策 スマート農業 AI 合同会社ばとん 三重大学 センシング

南あわじ市灘白崎に設置したセンサー類。

同社は、「自然と調和し感性が解放されることで人と自然にとって持続可能な経済活動を行う場所」=「あわじのむら」を、圧倒的な景観と荘厳な雰囲気が魅力的な兵庫県南あわじ市灘白崎に創ることを目標としている。しかし、昨今、日本各地で野生動物による農作物への被害が相次いでいるが、枇杷やみかんなどの柑橘類の栽培が盛んな兵庫県南あわじ市灘エリアでも同様に農産物への獣害被害が深刻な状況になっている。そうした状況から栽培そのものを諦める農家が増えていことから、「あわじのむらづくり」の第一歩として、獣害対策システムを開発することとなったという。

開発にあたっては、三重大学の生物資源学部で「データに基づいてフードシステムを持続的かつ豊かに」をコンセプトに、センシング・データサイエンス研究を行ってきた内藤助教と、三重大学「令和3年度三重大学中小企業との共同研究スタートアップ促進事業」として実施される。

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熱画像計測の様子。

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実際に撮影された動物の様子。

今回のデータセンシングは、野生動物の「熱画像」、「音」などのデータを採集し、AIに学習させることを目的としている。今回得られたデータを基にAIが野生動物の種類を特定し、AIによる「野生動物の自動検知」と検知したデータに基づく「野生動物の自動追払いシステム」の開発を見込んでいる。将来的には、同システムをパッケージ化し、獣害被害対策として販売を計画している。

ばとん