アグリテック実証・テストベッドファーム構想発表

2021/08/20

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持続可能な農業としての「放牧」を普及する総合ソリューションを展開するファームエイジは8月18日、ニュージーランド貿易経済促進庁との共同プロジェクトとして、同社敷地内に隣接する自社農場(デモファーム)をフィールドとした「テストベッドファーム構想」(試験用テスト牧場)を発表した。

アグリテック 放牧 ファームエイジ スマート農業 スマート畜産 ニュージーランド貿易経済促進庁同構想は、日本・NZ企業のアグリテックビジネスの事例を自社農場で試験を行い、道内各エリアのモデル農場で実践し、地域に情報を共有。放牧を活用して持続可能な地域社会の創出とカーボンニュートラル社会に向けた取り組みを、農業×アグリテックの融合で実現するというもの。

同社は、自社農場を実践的な場として提供することで、実証化テスト、国内外のアグリテックビジネスモデル化を支援。技術交流の場を提供することで、参画企業はローカルな情報を得られ、農業者が抱える課題を解決していく。

放牧実践牧場(モデルファーム)となる自社農場は約10haで、四方が山に囲まれており、シカやキツネなど野生動物も度々現れる。冬は2m近い積雪があり、かなりハードな試験環境で、全道各地ので現場にあった試験が行われる。

アグリテック 放牧 ファームエイジ スマート農業 スマート畜産 ニュージーランド貿易経済促進庁これにより、ニュージーランドの企業側には、より地域の環境にあったサービスや提案方法が見出され、日本企業側には、より納得感のあるパートナーの獲得などのメリットが見込まれる。さらに、取り組みは情報としても蓄積されるため、プロジェクトメンバーにフィードバックすることで改善が加速され、より多くの地域課題の解決される可能性があるとしている。

同社は35年にわたって、日本に放牧を普及させるため、ニュージーランドからさまざまな技術や製品を取り入れ、実証のため自社農場での試験を繰り返しながら、日本に合った形を模索・提案してきた。多くのサービスは、全国の農家に受け入れられてきたが、時には失敗もあったという。一方で、活動は商品の販売だけにとどまらず、放牧普及活動、教育、オンラインセミナーや外食事業など、多岐にわたっている。

こうしたことから、アグリテックの普及には、「農場の課題解決に沿った実践的な提案」と「商品やサービスを超えた様々な取り組み」を行うことが必要不可欠としており、それらを実行することで加速的に日本の農業を変革させることができると考えている。ニュージーランドのアグリテック導入の先駆けとして、今後さらに多くのパートナーと手を取り、アグリテックの普及に取り組んでいく。

テストベッドファーム構想はすでにスタートしており、興味のある企業、団体は問い合わせしてみては。

【参照】ニュージーランド・アグリテック2021
2021年6月より、ニュージーランド貿易経済促進庁が、インターネット上で日本企業とNZ企業、及び関係者が交流できる場所として提供されたプラットフォーム。世界的に発展が見込まれているビジネス分野であるアグリテックにおいて、両国企業が交流を通じて革新的なソリューションを持つパートナーや、サプライヤー、投資先の発掘など多岐にわたるメリットが見込まれたプラットフォームになっている。参加登録は無料で、登録するとウェビナーへの参加、ニュージーランドからの参加者との商談、ニュージーランドの農業技術の「今」がわかるアグリテック・ストーリー(小冊子)の電子版をダウンロードすることが可能だ。
詳細はこちら

ファームエイジ