佐川いちごでICTを活用した農業振興へ

2021/04/27

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NTT西日本は、JA高知県の佐川支所苺部会、高知県佐川町、高知県と、佐川町が掲げる「植物を中心としたまちづくり」の可能性を探求し、佐川いちごの生産技術、ICT(情報通信技術)を利活用した農業振興と地域活性化の推進するため連携協定を締結した。同協定は2022年3月31日まで。

連携内容佐川いちご イチゴ栽培 JA高知県 NTT西日本 佐川町 高知県 ICT

佐川苺部会は、生産者の高齢化や減少が進み、新規就農者増や技術継承に向けて取り組む中、持続的な農業の可能性として新規に就農しやすい環境を模索を行い、新規就農者増を目指している。

NTT西日本は、社会を取り巻く環境変化による課題に対し、ICTの力で解決する「ソーシャルICTパイオニア」を目指し、地域と連携して取り組みを進めている。その一つとして、農業分野における社会課題解決の手段として「いちご植物工場」ビジネスを検討しているという。今回の取り組みは、流通業者からも評価が高かった佐川町のいちごを植物工場で栽培したいと考え、同社が佐川町苺部会に相談したことから始まった。

また佐川町は、部会支援のため新たな就農者の誘致や、こどもたちが佐川町の産業に興味を持てるよう、ICTを活用して産業を学べる町づくりを目指している。また、人口減少対策、地域創生と好循環の確立にむけた「佐川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」でも、ICTの有効利用を図っていくとしている。

このような背景のもと、佐川いちごの生産現場において、ICT活用を推進することにより、農業振興および植物を中心としたまちづくりの推進に寄与することを目的として、連携協定を締結することとなった。

NTT西日本では、今回はICTを活用し、地域連携を図りながら農業現場でのICT活用と関西の植物工場との連携を進めることで、新たな農業、植物を中心としたまちづくりに向けて、農業のDXによる農業振興方法を探る。

佐川いちご イチゴ栽培 JA高知県 NTT西日本 佐川町 高知県 ICT具体的な実施事項としては以下の3つ。
(1)佐川いちごの新規就農者の増加に向けた取り組み
  ①いちご植物工場を通じた佐川いちごおよび産地PR
  ②いちご向けICTを活用した生産振興
(2)植物を中心としたまちづくりの推進
  ①道の駅での植物工場産いちご販売等の活用検討
  ②道の駅の魅力・パフォーマンス最大化に向けたICT活用検討
(3)閉鎖型植物工場技術を活用した外商拡大および地域活性化

なお、高知県は、JA高知県佐川支所苺部会、NTT西日本および佐川町の連携による取り組みをサポートするため、本協定に参画する。

【各者の役割】
●JA高知県佐川支所苺部会
・新規農業従事者の増加に向けた各種活動
・いちご栽培技術の探求
・佐川いちごの栽培技術ノウハウの提供

●NTT西日本グループ
・新規就農者増をめざすICT技術支援
・植物工場産いちごのアピールを通じた地域活性化
・いちご植物工場事業の佐川町への展開検討

●佐川町
・「植物を中心とした町づくり」の推進、発信
・佐川いちごブランドの発信
・植物工場を活用した農業振興・地域活性化の検討

●高知県
・産地の意向に沿った生産から販売までの取り組み支援

今後は今回の連携協定を契機として、佐川いちごを中心としながら、ICT活用等様々な分野において協力し合い、地域活性化を推進していくとしている。

NTT西日本ニュースリリース
JA高知県
NTT西日本
佐川町
高知県