香川県がキウイ新品種「さぬきエメラルド」を育成

2022/03/22

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香川県は、同県農業試験場が育成したキウイフルーツの新品種「さぬきエメラルド」が3月14日付で出願公表されたことを発表した。

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香川県が育成したキウイの新品種「さぬきエメラルド」。(出典:香川県)

香川県では、キウイでは世界最大級の大きさ(1果あたりの重さが200g前後)で甘いゴールドキウイ「さぬきゴールド」、香川大学と共同で育成した品種で、ビタミンEが一般品種(緑肉種)の2倍多く含まれ、令和3年11月から栄養機能食品で販売が行われている「さぬきキウイっこ」などのオリジナルキウイ品種があるが、「さぬきエメラルド」は、香川県のオリジナルキウイ品種として12番目となる。

「さぬきエメラルド」の大きな特長の1つは、5度で5ヶ月程度の長期貯蔵が可能なこと。国産キウイの収穫期が秋から年末ごろまでで市場に出回るのも同時期だが、「さぬきエメラルド」は収穫期は10月中~下旬だが、長期貯蔵が可能なので春まで販売できる。

糖度が高く、食味に優れ、果実の大きさは約150gと大きい。果肉の色は黄緑色で、貯蔵期間が長くなるにつれ黄色味が強くなる傾向とのこと。

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「さぬきエメラルド」は、果実に袋かけしなくても栽培が可能。(出典:香川県)

樹体特性は、新梢がしなやかで枝折れしにくく、春季の強風被害が少ない。また、果実に袋かけしなくても栽培が可能だ。

品種名の由来は「果肉色が黄緑色である、高級感あふれる“エメラルド”のように気品あふれるキウイになって欲しい」との願いを込めて名付けられた。

「さぬきエメラルド」は、平成15年度から農業試験場で育成され、令和元年度より現地実証を実施していた。令和3年度は、県内7カ所において試験栽培を行っている。

新品種は登録出願を受けた農林水産省の審査を経て、2~3年後に品種登録される見込みだ。

キウイフルーツ新品種「さぬきエメラルド」を育成しました
香川県