四国最大の大型植物工場が稼働 西渕スレート工業所

2021/07/30

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屋根工事や太陽光発電を手がける西渕スレート工業所は6月5日より、徳島県阿波市に大型の植物工場を稼働させた。現在のところ四国で一番大きな完全人工光型植物工場だという。

植物工場 完全人工光型植物工場 西渕スレート工業所

同社が稼働を開始した完全人工光型植物工場「植物工場COCON(ココン)」の外観。(出典:西渕スレート工業所)

同社が手掛ける植物工場の施設名は「植物工場COCON(ココン)」。光源に発光ダイオード(LED)を使った完全人工光型の施設で、グリーンリーフレタスなどを通年で水耕・無農薬栽培する。平屋建てで延べ床面積は約1300㎡。年間200トン規模のレタス類を生産し、スーパーや弁当店などの業務用に出荷する。

植物工場 完全人工光型植物工場 西渕スレート工業所

植物工場の内部。※イメージ画像(出典:西渕スレート工業所)

生産するのは葉が30cm以上に育つグリーンリーフレタスとやや小ぶりなフリルレタスの2種類。7月中旬より出荷を開始した。工場内では生育度合いに応じてLEDの照度を数段階にわけ、温度や湿度、二酸化炭素濃度なども一元管理する。クリーンルーム並みの清浄な環境を保ち、1株あたり40日余りをかけて水耕栽培する。

同社が植物工場に参入したのは、
①植物工場ということで天候に左右されず生産が安定する
②若い人の就農者も増えてきており、自社が行う工場での知識を教えていきたいと同時にこの地域が農業の集積地となるよう勧めていきたい
③この地域での雇用を増やし、社員と共に先進技術を利用した野菜作りを学ばせたい
④地元の強みを活かし、異業種の連携をはかり若い人の経営力を高めたい
地域社会においても安定した雇用を生むことができるため、地域貢献、地域産業発展にも貢献することが可能となると考えてとのこと。

工場の管理室からは工場の見学もできるように窓を設けており、見学を受け入れている。見学希望の方は同社に連絡を。

西渕スレート工業所