緑肥の効果・使い方等がわかる動画を公開

2022/01/28

  • facebookでシェアする
  • twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • はてなブックマークでシェアする

農研機構は、2020年3月に公開した「緑肥利用マニュアル」内の減肥に役立つ緑肥の効果、土づくりに役立つ緑肥の効果、効果を得るための緑肥の使い方について、わかりやすく説明した動画を期間限定で公開した。また、同動画に関する質問を募集する。

緑肥 農研機構 土づくり 減肥

(出典:農研機構)

緑肥は、施用にかかる労力や輸送コストの面で有利な有機物であり、以前から作物の肥料として作られてきた。しかし、戦後、化学肥料が手に入りやすくなると、肥料としての緑肥の栽培は減少した。

近年、緑肥のもつ有害線虫の抑制などの新たな効果が注目され、再び栽培が増えつつある。しかし、本来の利用目的である肥料代替の効果や土づくりの効果については、まだ、十分に活用されているとはいえないという。上述のように、堆肥の施用が減少し、化学肥料の価格が高い状況にある昨今、緑肥には堆肥と比べてどの程度の土づくりの効果があるのか、緑肥の導入で化学肥料をどのくらい減らせるのか、などを把握し、緑肥の導入を土づくりや施肥のコスト削減につなげることが重要になっている。

緑肥 農研機構 土づくり 減肥

農研機構が2020年3月に公開した「緑肥利用マニュアル -土づくりと減肥を目指して-」。農研機構HPにてダウンロード可能。(出典:農研機構)

こうした中、農研機構では2015~2019年度に、農林水産省の委託プロジェクト研究「生産コストの削減に向けた有機質資材の活用技術の開発」において、緑肥による養分供給効果と土づくり効果および導入に必要となる費用と労働時間を定量的に評価することで、緑肥の導入のメリットを明確化することを目指した技術開発を実施。そこでまとめられたのが「緑肥利用マニュアル」だ。

同マニュアルには、緑肥のさまざまな効果を示すとともに、その導入による土づくりや減肥の方法を紹介。各種緑肥の土づくり効果が堆肥何トンに相当するのか、その導入で化学肥料を何kg減らせるのかを定量的に示すことにより、所得への効果も試算している。

動画は約30分とコンパクトにまとめられており、同マニュアルのポイントを学ぶことができる。公開は1月21日~3月31日までで、同動画に関する質問も受け付ける。質問の受付は2月28日までで、回答は3月以降となる。

緑肥作りに興味のある方は動画を視聴してみては。なお、「緑肥利用マニュアル」も農研機構のHPにてダウンロード可能だ。

【動画概要】
公開期間:1月21日(金)~3月31日(木)
動画URL:https://youtu.be/cEP-LdXBYaw
質問受付期間:1月21日(金)~2月28日(月)
※回答は3月以降
質問連絡先:農研機構中日本農業研究センター(https://www.naro.go.jp/laboratory/carc/inquiry/index.html
※メールフォームより問い合わせ

動画・「減肥と土づくりのための緑肥の栽培」
「減肥と土づくりのための緑肥の栽培」緑肥Web講習会および質問受付
緑肥利用マニュアル -土づくりと減肥を目指して-
農研機構