福島県の新ブランド米「福、笑い」本格販売スタート

2021/11/02

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新品種 水稲 コメ 福島県 福、笑い

デビューイベントで「福、笑い」をアピールする、写真左から「2021年ふくしまライシーホワイト」の武田 真奈さん、JA福島五連・長谷川 正市副会長、内堀 雅雄知事、宇津木 麗華ヘッドコーチ、上野 由岐子投手、ライシーホワイト松崎 春菜さん。

福島県は10月28日、この秋に本格販売を始める福島県新ブランド米「福、笑い」のデビューイベントとCM発表会を福島会場の穴原温泉「匠のこころ吉川屋」と東京会場の八芳園MuSuBuの2会場を中継でつないで開催した。同イベントにはスペシャルゲストに、福島とゆかりの深いソフトボール日本代表の宇津木麗華ヘッドコーチと上野由岐子投手を迎え、「福、笑い」を披露した。

開会に先立ち、福島会場から福島県の堀雅雄知事が挨拶。その後、JA福島五連の長谷川正市副会長が生産者を代表して挨拶した。また、JAふくしま未来「福、笑い」研究会長の須田正一氏が、生育状況を報告した。

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イベントにて「福、笑い」をほおばるソフトボール宇津木ヘッドコーチ(左)と上野投手。

「福、笑い」は、米の食味ランキングで特A獲得数が4年連続日本一となるなど全国屈指の米どころ、福島県が14年の歳月をかけて開発した米だ。「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」、「天のつぶ」、「里山のつぶ」など福島県産米の中でも、価格的に最上位に位置付けられるプレミアム米で、福島県内と首都圏の百貨店や米穀店、量販店など約50店舗で販売される。

「福、笑い」の生産は、認証GAP取得の生産者で構成された認定・登録研究会のみは栽培でき、生産物にも厳しい基準を設け、食味・品質にこだわった。昨年は6.6haで先行栽培し、16.8トンを完売。本格販売開始となる今年は25.4haで130トンを収穫する見通し。全国でブランド米の競争が激化する中、品質や食味に加え、GAP認証取得者に限定しての生産や希少性などの強みを生かす。

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「福、笑い」のブランドロゴ。

育成については、品質及び食味が優れる品種の開発を目指し、母「新潟88号」×父「郡系627」を交配し、2019年に県の奨励品種に採用された。2020年にブランド名を「福、笑い」と決定し、品種名「福、笑い」として品種登録出願を行っている。

「福、笑い」の特徴は、大粒で強い甘みと香りを持ち、やわらかめに炊き上がる特徴を持つ品種。食味は「コシヒカリ」並との評価を得ている。草丈が短く、倒れにくく、いもち病にかかりにくいなど栽培しやすい品種。収量は「コシヒカリ」並~やや優る。

同イベントでは「福、笑い」の魅力を伝えるCMも初めて披露。CM監督は、放送中のNHK大河ドラマ「青天を衝け」のオープニング映像を手がける柿本ケンサクさんで、音楽制作は映画やドラマ等で多くの実績がある大友良英さんを起用。イラストレーターの寄藤文平さんが描いた「福、笑い」のパッケージの世界観を動画の中に活き活きと再現している。ひとつの動画作品としても見られる異色のクオリティで、登場する人びとや田園風景は、米が主食の日本人の心に響くメッセージ性の高い仕上がりとなっている。

「福、笑い」公式サイト