千葉県ナシ新品種の愛称は「秋満月 あきみつき」

2021/05/21

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千葉県は5月13日、12年かけて開発したナシ新品種「千葉K3号」の愛称を「秋満月(あきみつき)」に決定したと発表した。今年の秋から出荷を開始する。

千葉県 ナシ 日本ナシ 新品種 千葉K3号

千葉県のナシ新品種「千葉K3号」。愛称が「秋満月(あきみつき)」に決定した。(写真提供:千葉県)

2013年に品種登録出願された「千葉K3号」(秋満月)は、県農林総合研究センターで12年間かけて開発され、「なつひかり」(1993年登録出願)以来、20年ぶりの千葉県のオリジナル品種となる。

愛称は5715点の応募の中から、県が設置した生産者や流通関係者などで作る選考委員会で選んだ。熊谷 俊人知事は、この日の定例記者会見で「収穫の秋、満月のように大きく実ったナシに農家と消費者の喜びと感謝の気持ちを込めた」と愛称の意味を語った。

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「秋満月」は果実が大きく、果皮の色は黄赤褐色。果肉は柔らかくなめらかで、果汁たっぷり。(写真提供:千葉県)

「秋満月」は、赤梨品種の「豊水」と晩生、貯蔵性良の「新雪」と華やかな香りを放つ「平塚16号」を交配した育成系統「7-7」を交配。果実が大きく、果肉は柔らかくなめらかで、たっぷりとした果汁が特長。また、甘みが強く、酸味が少なく、食味はとても良い。9月中下旬から10月上旬に収穫する晩生種。また、常温で28日間保存可能と日持ちの良さも特長だ。

千葉県は、「幸水」(7月下旬~8月中旬)、「豊水」(8月下旬~9月中旬)、「あきづき」(9月上旬~下旬)、「新高」(9月中旬~10月上旬)と7月下旬から10月上旬まで長い期間、さまざまな品種を楽しめるナシの産地。土壌条件、気象条件に恵まれたナシの栽培適地で、栽培面積(1,420ha)、収穫量(18,200トン)、産出額(91億円)ともに日本一。そこに新たに「秋満月」が加わることとなる。

千葉県 ナシ 日本ナシ 新品種 千葉K3号 秋満月

今年の秋から出荷予定。(写真提供:千葉県)

「秋満月」は今年の秋にデビューを迎えるが、生産量が限られるため当面は生産者による直売を中心に販売が開始される予定。県では販売に合わせ、「秋満月」の認知度向上と生産拡大に向けた機運の醸成を図るため、チーバくんデザインを活用したロゴマークの作成やPRイベント等を検討しているとのことで、「秋満月」投入でさらなるシェア拡大やブランド力の向上を目指す。

ナシ新品種の愛称決定について
千葉県