千葉の新品種Brilliant・Bellデビュー

2021/11/12

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千葉県は、10年かけて開発したカラーの新品種「Brilliant・Bell(ブリリアント・ベル)」がデビューし、市場出荷を中心に販売されることを発表した。それを受けて11月8日、卸売会社、ブライダル関係者、アレンジメント愛好家などを対象にデビューイベントをオリエンタルホテル東京ベイ(浦安市)で行った。

新品種 千葉県 カラー 花キ Brilliant・Bell ブリリアント・ベル

「Brilliant・Bell」デビューイベントであいさつする熊谷知事。

カラーには、水分の多い土でよく育つ「湿地性カラー」と、乾いた土を好む「畑地性カラー」があり、「湿地性カラー」は千葉県君津市、「畑地性カラー」は千葉県山武郡芝山町が主な産地となっている。なかでも君津市は全国でも有数のカラーの産地であり、湿地性カラーは年間を通じて水温15度前後の豊富な湧き水を活用して栽培され、その技術はトップクラス。

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「Brilliant・Bell」(千葉C2号)は、湿地性カラー。花は小ぶりで、ややクリームがかった白色で、茎は細く、収穫本数が多い。病気に強い。(出典:千葉県)

今回開発された「Brilliant・Bell」(千葉C2号)は、湿地性カラーとなる。特徴は、花は小ぶりで、ややクリームがかった白色で、茎は細く、収穫本数が多い。従来の栽培品種(ウェディングマーチ、アクアホワイト)よりも収穫開始時期が10月~12月と早い。また、従来の品種に比べて病気に強いのも特徴のひとつ。小ぶりな花と細い茎で、フラワーアレンジメントやブーケに使いやすいとしている。

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ステージを彩った「Brilliant・Bell」のアレンジ。

デビューイベントでは、千葉県の熊谷 俊人知事が「カラーは県が特別に力を入れている花の一つ。千葉県が渾身を込めて送り出す『ブリリアント・ベル』を人々を元気づける場面で使って欲しい」とあいさつ。カラーの栽培が盛んな君津市の石井 宏子市長は「生産者や県などと協力し、生産環境の整備や知名度のアップに向け、さまざまなPR活動に取り組んでいきたい」と話した。開発した担当者は「カラーは秋のブライダルシーズンに需要が高まるが、従来の花は収穫が年明けのため、生産者から『早い時期に咲く花を』との要望を受け開発に至った」と説明した。

千葉県は、このデビューイベントをスタートに、君津市の関係者と一体となって、「Brilliant・Bell」の認知度向上と生産拡大に取り組む。

県育成カラー新品種「Brilliant・Bell(ブリリアント・ベル)」について