アクアポニックス試験農場「湘南アクポニ農場」開設

2021/02/26

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アクアポニックス SDGs 循環型農業 スマート農業 養殖 湘南アクポニ農場 アクポニアクポニは2月14日、アクアポニックスの生産設備の展示、試験栽培、研修などを目的としたアクアポニックス農場「湘南アクポニ農場」を神奈川県藤沢市に開設した。SDGsの理念に基づくアクアポニックス栽培・養殖の実践、IT&IoTを活用したスマート農業/養殖の研究施設で、毎週水曜日に一般公開している。

アクアポニックス SDGs 循環型農業 スマート農業 養殖 湘南アクポニ農場 アクポニアクアポニックスは、淡水養殖と水耕栽培を組合せた農法で、魚の飼育装置を配管で水耕栽培装置につなぎ、魚の飼育水を循環させることで植物を栽培する。SDGsの理念に基づく環境負荷の少ない循環型農業として世界で注目を集め、日本でも認知度が高まっている。

この度、開設された湘南アクポニ農場は、アクアポニックスの普及を目的とした施設で、アクアポニックスの知識や技術を学べる施設と研修プログラム(アカデミー)を提供する。

農場施設内では、栽培/養殖を実際に行っており、実物の栽培施設を見学して理解を深めることや、生産のための技術を習得することができる。また、国内での普及を進めるための研究や実証実験の場としての活用を進める。

実証実験では、日本の環境や市場に適した「品種の試験栽培/養殖」、ITシステムやIoT機器を用いた「スマート農業/水産養殖の検証」と「研修施設」、CO2などの温室効果ガスの排出削減に寄与する「実証施設」としての活用の場として利用を進める。

研究についてはパートナーとなる企業、団体、地域からの利用も想定し、連携や共同研究も進めていく予定だ。

施設の特徴としては、以下の通り。なお、施設のすべてのシステムは、スマホアプリ、WEBカメラ、IOTセンサーを使った管理、監視を行い、汚泥は農場外へ出さない仕組みとなっている。

●用途の異なるアクアポニックスの栽培設備をパターンごとに展示
①スタートアップモデル(LED型)
②オフグリッドモデル(太陽光型)
③点滴栽培(太陽光型)
④養液栽培とアクアポニックスの切換モデル(太陽光型)※特許取得済

●生産(栽培/養殖)を行い、実験や研修も可能
生産品種
①野菜:葉物野菜、果樹など
②魚:いずみ鯛(ティラピア) 、オニテナガエビ、鯉、チョウザメなど

●IoT設備、ITによる管理システム
①スマホアプリや環境センサー/Webカメラによる記録や管理を実施し、遠隔からのアクセスも可能
②導入されたIT/IoTシステムの試用や研修
③新規のシステムの実験環境としての利用が可能(導入済みの既存システムとの連携も検討可)

●CO2などの温室効果ガスの排出削減
➀太陽光発電の利用
②肥料効率向上(魚の飼育水や排泄物を農場外へ一切排出することなく肥料へ分解して野菜を育てる)アクアポニックス SDGs 循環型農業 スマート農業 養殖 湘南アクポニ農場 アクポニ

見学は毎週水曜日に開催され。講習、農場見学、質疑応答などで1時間30分のコースとなっており、一人につき講習費10,000円。見学は要予約。

アクアポニックスに興味のある人は、見学してみては。

湘南アクポニ農場
アクポニ