【貨客混載】高速バスを活用し地域農産品を海外輸出

2021/10/14

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食の海外流通プラットフォームを展開するepocは、長野県の東部一帯にバス路線をめぐらし、地域社会に貢献する千曲バスと、長野県上田市近郊の農産品を高速バスの空きトランクを利用した「貨客混載」の仕組みで、首都圏および海外へ出荷する実証実験の開始について合意した。この取り組みによって地域貢献、二酸化炭素排出量削減、流通合理化などの課題解決を目指す。

千曲バス epoc 貨客混載 農産物輸出 流通合理化 CO2削減 地域活性

※写真はイメージです。

出荷日の早朝に上田市近郊の農家が千曲バスの営業所に農産品を持ち込み、東京池袋行きの高速バスのトランクに積載。荷物は同日正午時頃に練馬のバス営業所でepocに引き渡され、海外輸出に向けた作業へ移る。

農産品の輸送には、高速バスのトランクに積み込む際に独自の鮮度保持技術を持つDENBA JAPANの技術を活用し、農産品の鮮度を保持して輸送する。

出荷された商品の一部は首都圏のレストラン等に配送され、出荷日の夕方にはメニューとして提供されるほか、海外輸出用の野菜や果物は当日中に空港へ運ばれて深夜から翌日午前には輸出される。

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テスト輸出は好評だったという。写真は輸出品の1つである「シャインマスカット」(右)、「ナガノパープル」。

テスト輸出は既に開始しており、出荷した農産品の中でも「シャインマスカット」と「ナガノパープル」は台湾やシンガポールの個人向けに販売し、高い評価を受けたとのこと。

今回の実証実験によって、継続的な地元農産物の新しい流通の形を模索するとともに、epocとDENBA JAPANは全国へこの取り組みを拡大するため、小型の鮮度保持装置の開発およびトレサビリティーシステム確立に向けて協力する。

【参照】
千曲バスはヤマト運輸と2018年10月より、路線バスで宅急便を輸送する「貨客混載」事業を開始している。

千曲バス
epoc