北海道美瑛町・幻のアスパラ復活プロジェクト

2021/05/10

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国内有数のアスパラガス産地、北海道美瑛町は美瑛町農業協同組合と連携して町の固有種「ラスノーブル」の苗復活プロジェクトを始めた。

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北海道美瑛町の独自品種の「ラスノーブル」。2010年に種子が消失し、苗の供給が途絶えており、このままではなくなってしまう恐れがある。

ラスノーブルは、柔らかくて甘みが強いことが特徴で、1991年から栽培が始まった。G8北海道洞爺湖サミットのディナー用食材にも採用されるなど、各種メディア等に取り上げられ注目を集めている。

ラスノーブルは、2008年には町内約113haで栽培されるようになり、美瑛町を代表する品種となった。しかし、2010年に種子が消失し、苗の供給が途絶えてしまっている。株自体は10年持つため栽培は続いているものの栽培面積は最盛期の7割に減っており、今後数年で完全になくなってしまう恐れがある。そんな危機的状況から「幻のアスパラ」と呼ばれている。

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※クリックして拡大。

美瑛町ではラスノーブルを存続させるため令和2年度から「幻のアスパラ「ラスノーブル」苗復活プロジェクト」を立ち上げた。同プロジェクトは、クローン技術を駆使して今ある株からラスノーブルの苗を再生するプロジェクトとなる。

クローン技術で連携するのは、業務用ワサビの製造で有名な金印株式会社(名古屋市)。金印は、ワサビの加工だけでなく、クローンの培養技術を用いてワサビの苗の生産を行っており、その技術を応用し、既存株から苗を復活させる予定だ。

今年度は培養苗の品質、収量の調査・試験に取り組み、2年後の本格的な苗供給を目指す。ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディング(CF)で資金を募集し、ラスノーブルなど町の特産品を返礼品とする。クラウドファンディングの募集期間は4月23日(金)~7月21日(水)で、目標金額は8,000,000円。

ふるさと納税を活用したクラウドファンディングを実施しています!~幻のアスパラ「ラスノーブル」苗復活プロジェクト~
北海道美瑛町