輸送中のイチゴの温度管理に関する実証実験

2021/02/15

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KDDI総合研究所(以下、KDDI総研)は沖縄セルラー電話と共同で、サプライチェーンの信頼性向上を目的として、「イチゴの出荷における温度データの検証に関わる実証実験」を開始した。

サプライチェーン上にある多様なデータを遠隔から自動で確認する技術(KDDI総研)と、イチゴのパッケージに取り付けたセンサーから出荷地点と輸送中の温度情報を収集するシステム(沖縄セルラー)を活用したもので、位置情報と温度情報の取り扱いが要件を満たしていることを検証する。実施期間は2月1日~2月28日まで。

KDDI総研 沖縄セルラー電話 サプライチェーン イチゴ 輸送中の温度管理現在、サプライチェーンに対するセキュリティ脅威が増加しており、情報漏えいや改ざんによって製品・商品・サービスの安全性が損なわれる危険性が指摘されている。

これらの脅威に対抗するため、サプライチェーン全体にわたってセキュリティが保たれていることを第三者が検証し確認できる仕組みが求められている。食品サプライチェーンにおいても、商品が適切に管理・配送されていることの確認する枠組みを構築することで、品質保証の一助とし商品価値を高めることが求められている。

実証実験では、収集した位置・温度情報に異常値がないことを第三者が検証し、また購入者等が自らスマートフォン等でその検証結果を確認できることを実証する。

実証に用いられる仕組みは、KDDI総研が「内閣府戦略的イノベーション創造プログラム第2期/IoT社会に対応したサイバー・フィジカル・セキュリティ」において研究開発しているもの。

KDDI総研では、今回の実証実験で得た成果を基に、実用化に向けた取り組みを加速して農産物を適切な状態で管理・配送できる食品サプライチェーンの実現を目指す考えだ。また、研究開発成果は食品以外にもさまざまなサプライチェーンに適用可能であるため、今後も、さまざまな実証実験を実施し、実用化に向けた取り組みを加速していく。

KDDI総合研究所
沖縄セルラー電話