「ワタミオーガニックランド」4月に一部オープン

2021/03/17

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東日本大震災から10年を迎えた4月29日(木・祝)、ワタミは岩手県陸前高田市に有機農業のテーマパーク「ワタミオーガニックランド」を一部オープンする。また、3月28日(日)には、品目を限定して一部オープンの予定だ。

同施設の場所は元は住宅地。住宅地を農地に変える困難なプロジェクトだったが、震災復興に関する学術的な知見を有する東京農業大学の協力により、オープンへ進んでいる。

陸前高田市 ワタミ ワタミオーガニックランド 東京農業大学 有機農業 テーマパーク

左から、東京農業大学学長 髙野克己、ワタミ会長兼グループCEO 渡邉美樹氏。

今回、同プロジェクトの取り組みをきっかけとしてワタミグループと東京農業大学は3月12日、農業と関連産業の活性化に向けて長期的に取り組む包括連携協定を締結。日本の農業の課題解決のきっかけを提供することで、各地の農業が活性化し、持続可能な循環型社会の構築を進める。

同協定は、(1)有機農業テーマパーク「ワタミオーガニックランド」事業(2)農業及び関連産業の活性化(3)人材育成(4)その他両者の協議により必要と認める事項の連携を通して、さまざまな日本の農業の課題解決のきっかけを提供。各地の農業が活性化し、持続可能な循環型社会の構築が進むことにより、地域活性化に寄与することを目指す。

■さまざまな体験ができる「ワタミオーガニックランド」

陸前高田市 ワタミ ワタミオーガニックランド 東京農業大学 有機農業 テーマパーク

「ワタミオーガニックランド」イメージ。有機・循環型社会、命をテーマに23haの広大な土地に、農場、工房、ショップ、レストラン、音楽堂を設備。

「ワタミオーガニックランド」は、有機・循環型社会をテーマにしたオーガニックテーマパーク。陸前高田市と連携するとともに、段階的に設備を拡充して、約23ha(東京ドーム5個分)の広大な施設となる予定で、来場者は年間約35万人を見込む。

同施設では、ワタミグループが有機農業事業(20年前からワタミファームを設立し有機農業に取り組んでいる)で培ってきたノウハウを活用し、農場・牧場・養鶏場・工房・ショップ・レストランなどを開設。来場者への畑作・畜産体験サービスの提供の他、本施設内で農作物の生産から加工、販売までを手掛ける。

また有機・循環型社会をテーマとする同施設内には、エネルギー(発電)施設も設置。再生可能エネルギーを活用した循環型6次産業モデルの拠点となる。

4月下旬にオープンするのは、バーベキューとカフェ、農場(ブドウ畑)。

バーベキューでは、岩手県産の牛肉や豚肉、鶏肉、自家栽培の野菜などを販売し、芝生やハウス内で料理を味わえる。また、オリジナルハンバーガーの販売も開始。

ハウスではベビーリーフやトマト、トウモロコシなどを3月から栽培し、本オープン後に収穫体験を始める。平日限定のランチ提供やピザ作り体験、ブドウ栽培なども展開する。

バーベキューは予約ができる。水曜定休。問い合わせ、予約は同ランド(0192-53-2107)へ。

同施設は今後、2022年1月~3月にレストラン棟を開業し、2022年5月に隈研吾氏設計の日本最大級の野外音楽堂のこけら落としやハウス・牧草エリアの整備を予定。23年秋にはワインの初出荷を計画する。

東日本大震災からの復興に歩む陸前高田の活性化を願い、命や環境の大切さを発信する農業テーマパークが船出する。

ワタミ
ワタミオーガニック