農業データの活用で農業経営と地域発展を目指す

2021/03/08

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(一社)AgVenture Labと農林中央金庫、JR東日本スタートアップは、農業の情報基盤「RightARM」※1と経営分析サービスを提供するテラスマイルと協業し、福島県の農業法人JRとまとランドいわきファームにて、データを活用した農業経営の効率化に関する実証実験を始める。同実証実験を通じて、農業経営の高度化を目指すとともに、農業経営の発展を促進させるサービスの開発、農業所得向上による地域活性化を図る。
※1 栽培・生産の農業データ活用に特化したクラウド農業情報基盤。営農に必要なデータを多角的・効率的に分析することができる。営農現場で経験的・感覚的に行われていた農作業の時機や、作付けから出荷までの様々な計画や業務も、データに基づき的確に判断し運営していくことが可能となる。見える化・分析・解析サービスを提供する。

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実証実験を取り組む企業の連携。

実証実験では、センサーや帳票、市場価格など各種データをテラスマイルの「RightARM」を通じて一元化したうえで分析し、生産効率化に向けた施策を実施する。「RightARM」にて、その後のモニタリングも行い、必要な追加施策を実施しながら、高速で効果検証を回すことによって得られる収益改善効果を確認する。

●農業現場でのデータ活用が進んでいない

農業の現場では、データのデジタル化や規格整備が不十分といったことや、データが各所に点在するなどの問題から、データ活用が進んでいないのが課題だ。

データを活用できるようになると、今まで熟練の農家の勘に頼っていた農業生産において、施策の効果検証と改善を合理的に行えるほか、収穫時期や市場価格の予測によって生産の効率化が期待される。また、データの活用により農業経営の見える化が進むと、金融機関からの安定的な融資、効果的なアドバイスを受けやすくなり、農業経営の後押しにもつながる。

今回、農業データの一元化や分析のノウハウをもつテラスマイルが、AgVenture Labが運営する指名型JAアクセラレーター※2プログラム「Plant&Grow」とJR東日本スタートアップが運営する「JR東日本スタートアッププログラム」の支援を受け、農業法人におけるデータ活用による効果を検証する。
※2 「食と農とくらしのイノベーション」をキャッチコピーとして、革新的なアイディアや技術をもったスタートアップ企業を短期間で集中的に成長支援し、新ビジネス・サービス開発につなげるためのプログラム。

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