水稲専門の栽培管理アプリ「RiceLog」が登場!

2022/02/24

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栽培管理アプリ 水稲専用 RiceLog 米シスト庄内 エス・ジー スマート農業山形県の農業生産法人 米シスト庄内と、東京都のソフトウェア企業 エス・ジーが共同開発した、水稲専門の栽培管理アプリ「RiceLog」が2月22日にリリースされた。従来の栽培サポートアプリとは一線を画し、日本で最も大規模化が進んでいる「水稲」に特化することで、圃場ごとはもちろん、多くの圃場へ一斉に細かい作業情報を記録できる。

農林水産省が公表する基幹的農業従事者(個人経営体)の平均年齢は67.8歳、かつて一俵23,000円(1993年)を記録した米価も、2021年9月には13,000円まで下落している(農林水産省「農林業センサス」)。そのような中で、ベテラン農家の離農も止まることなく、一農家あたりの水稲作面積は年々拡大し続けており、水稲農業の世界で後継を担う農業者への重圧は、年々大きくなってきている。

一方で、これまで農業以外の仕事で働いていた人が新規就農したり、生産法人に就職という形で農業に従事する人も増えてきており、感覚やベテランの勘を頼りに行ってきた農業からの脱却が求められている。「RiceLog」は、そんな感覚やベテランの勘を頼りに行ってきた農業を、マニュアル化することを目指し、「感覚」を数値化し、「勘」を定義する、水稲特化の栽培管理アプリとして開発された。

同アプリは、圃場単位での農作業記録を蓄積し、毎日の営農を記録することで、将来的に誰でもロジックに基づいた水稲栽培を行える環境を生み出すことを目指している。

開発は2019年からはじまり、2020年には米シスト庄内の一年の米作りに密着し、基本となる栽培管理アプリが完成し、2021年には全国10社の農業生産法人にてモニターテストを実施し、山形から熊本まで、多種多様な稲作農家の現場の声を取り入れ、そして足掛け4年の開発期間を経て、正式なリリースとなった。

■「RiceLog」の特徴

●水稲に特化した作業を、数値化して記録

栽培管理アプリ 水稲専用 RiceLog 米シスト庄内 エス・ジー スマート農業他の作物のための情報を省くことで、わかりやすく直感的なインターフェースを実現。年齢や経験を問わず、作業の記録が可能。均平・耕起・代かき・溝引き、等の水稲栽培の作業を複数の圃場に対してまとめて記録できる。また、実施・未実施でマークが変わるので、圃場ごとの作業状況が一目でわかる。

●メンバーに対しての作業指示や、作業記録を瞬時に共有できる
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ダッシュボード機能を実装し、作業日の予定や実績をメンバー全員で共有することが可能。各作業員の携帯へのプッシュ通知を通して、当日の作業の変更や、他の作業者の状況なども速やかに共有できる。

●積算気温が容易に確認できる
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起算日からの累積気温と閾値までの累積率を確認できるため、次の作業のタイミングを把握しやすい。また、気象データとも連動しており、刈取の適期を逃さないように随意の積算気温が設定可能。

●過年度との営農の違いが確認できる
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圃場(田んぼ)ごとに累積された記録が作られることで、各経営体における試行錯誤の記録を未来に残すことができる。現在の主力となる作業員や指示者が突然離農した場合でも、数値化された記録をもとに、なるべくスムーズに作業を後継できることを目指している。

「RiceLog」の利用料金は、1年間の定額制。圃場数・ユーザー数・記録数等の制限はなく、1契約5,500円(税込・年額)。企業体・経営体単位で申込できる。まずは、無料プランとして100日間無料で「RiceLog」のサービスを体験できるので、気になる方は無料プランをまずは使ってみては。

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