腕と腰を同時にアシスト MODEL Y+kote

2021/02/08

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ATOUN MODEL Y+kote パワードスーツ アシストスーツ 省力化 省人化働く人たちの体の負担を軽減する “着るロボット”の開発・普及に取り組むロボティクスファーム・ATOUN(アトウン)は、腕と腰を同時にアシストできる着用型ロボット、パワードウェア「ATOUN MODEL Y+kote」を発売した。

ワイヤーを用いたフレームレスな腕のアシスト機器の量産化は世界初(同社調べ)と発表しており、フレームレスになったことで、人の自由な動きを妨げることがなく、現場の多様な作業に対応する。

ATOUN MODEL Y+kote パワードスーツ アシストスーツ 省力化 省人化「ATOUN MODEL Y+kote」は、腰用のパワードウェア「ATOUN MODEL Y」に、腕用のアシストパーツ「+kote」を付加することで、腰と腕の同時アシストを可能にした同社の新モデル。

「ATOUN MODEL Y」は、センサーが動作を読み取り、使用者のタイミングでアシストモード(持ち上げる)、歩行モード、ブレーキモード(下ろす)の三つが自動で切り替わり、腰の負担を軽減してくれる。

センサーの取り付けなどの事前準備は必要なく、バックパックのように着用でき、脱着に要する時間5~20秒ほどで、スイッチをONするだけで使用が開始できる。

ATOUN MODEL Y+kote パワードスーツ アシストスーツ 省力化 省人化腕周りをサポートしてくれる「+kote」は、指先に取り付けたセンサーを使って、肩付近のモーターによってパワーを調節しながらワイヤーを巻き上げ、手首を引き上げることで腕をアシスト。フレームレスで人の自由な動きを妨げず、現場の多様な作業に対応する。

また、1年近くにわたる実証実験結果をふまえて、新たに3つのアシストモードを搭載した。これにより作業内容や作業者の動きに合わせて、稼働方法を選択できるようになった。

ダイレクトモードは、指先センサーを押しつける強さに応じて、ワイヤーによって腕を引き上げる力を調節できるモード。応答性が良いため、敏捷な動きを必要とする荷捌きや、さまざまな形状の荷物を扱う作業などに適している。

ホールドモードは、指先センサーで荷物をタップすることで、ワイヤーによる腕の引き上げのON/OFFを切り替えることができるモード。一定時間、荷物を保持することがある作業や、持ちにくい荷物を扱う作業などに適している。

オートモードは、腰もしくは腕が動き出すタイミングに合わせてワイヤーによる腕の引き上げを行うモード。身体の動きに連動させることができるため、大型の荷物や重量物を扱う作業などに適している。

「ATOUN MODEL Y+kote」は、アシスト力は腕12kgf(片腕6kgf)と腰10kgf。稼働時間は約2.5時間(メーカー基準)で重量はバッテリーを含む5.8kgとなっている。

農業での使用で想定されるのは、たとえば米の苗づくりの作業でのトレーの移動(上げ下ろし)の作業や、中腰が多くなる収穫・出荷などの現場。腰や腕の負担が多くなる現場で威力を発揮しそうだ。

多くの作業現場で“三密”をさけるために現場に配置する人員を減らす「省力化、省人化」が進められているなか、作業者の身体的負荷を軽減するパワードスーツ、アシストスーツは強い味方になってくれるだろう。

【仕様】
アシスト力(MAX値):腕12kgf(片腕6kgf)+腰10kgf
防塵、防水機能:IP44相当
稼働時間:約2.5時間(メーカー基準)
重量:5.8kg(バッテリーを含む)

ATOUN MODEL Y+kote
ATOUN