電源がなくたって畑の灌水はスマート化できる! なぜ?

2020/11/09

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最新の情報通信やIoT技術を活かす農業クラウドサービス会社・アグリスマートは、オールインワン可搬移動型の畑地灌漑用自動灌水制御装置「スマート君」の販売を10月14日から開始した。

アグリスマート スマート君 畑地灌漑用自動灌水制御装置

畑地灌漑用自動灌水制御装置「スマート君」。(出典:アグリスマート)

「スマート君」は、太陽光発電機能、クラウドサービスに繋がるための無線通信機能、土壌の乾燥度を測るセンサー、および灌水経路を開閉する電磁弁をコンパクトにオールインワンにした装置。「誰でもできるスマート農業」を実現するために開発された。商用電源のない圃場で、畑地灌漑の水源と繋ぎ、土壌の乾燥度に応じで灌水を遠隔から自動制御でき、営農の省力化を図ることができる。

アグリスマート アグリスマート学習型自動灌水制御システム(アグリスマートAI)

アグリスマート学習型自動灌水制御システム(アグリスマートAI)の構成図。(出典:アグリスマート)

「スマート君」が繋がる「アグリスマート学習型自動灌水制御システム(アグリスマートAI)」は、圃場の観測データから作物に最適な潅水量を決めて、遠隔から灌水時間を自動制御するクラウドサービス。

使い方は、圃場に「スマート君」と観測専用センサー「センサーベース」、クラウドと繋がる「ゲートウェイ」を設置するだけ。これだけで、スマートフォンやタブレット、PC等を利用して潅水作業を遠隔から操作できるようになる。

現在、宮崎県都城市の太陽ファームで行われている農研機構の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」でアグリスマートAIシステムが使われており、利用者からの「誰でもが簡単に設置でき、さらに一人でも軽トラに積んで移動できる灌水装置がほしい」という要望を受けて開発された。

小型で軽トラックで持ち運びができることや、電源がない圃場でも太陽光発電を利用して使うことができるので、営農計画にあわせて圃場を移動して使うことができる。

【製品仕様】
・太陽光発電・蓄電
・LoRa 920Mhz 無線接続
・土壌水分張力センサー(シンプルモデル1台、プレミアムモデル2台)
・ソレノイド電磁弁制御2チャンネル(※電磁弁口径は選べます)
・温湿度・日射量計(プレミアムモデル)
・簡易気象ステーション(プレミアムモデルオプション)
・約450×250×650mm

アグリスマート