果樹園での農薬散布をラクに「ZEUS R120」発売

2021/12/01

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産業用ドローンの製造・開発・販売を軸に、農薬散布請負、農薬散布講習などのサービスを展開する東京ドローンプラスは、空からの散布が困難なビニールハウスや果樹園での散布をより安全に、より便利で快適な農作業に変革する新車体「ZEUS R120」を開発し、12月より販売を開始する。

スマート農業 ローバー 農薬散布 無人車 東京ドローンプラス ZEUS R120

果樹園での農薬散布に最適な農作業用車体「ZEUS R120」。

農業における課題の1つに、農薬散布の高コスト・負担の大きさがある。この課題を空から解決するために同社が開発したのが農薬散布用ドローン「ヘリオスアグリ」シリーズだが、ハウス栽培や果樹栽培等は、空からの散布は困難であり、一部の農家から、この問題を解決して欲しいとの要望が寄せられていたという。

そこで同社は、車型の農薬散布用ドローンを実現しようと2019年夏から「ゼウスR プロジェクト」をスタート。ドローンと同じように、車を動かすためのプログラムとそれを搭載するコンピュータ選びから始まり、車体の改良、プログラムの見直しなど、一から開発・製造に取り組んできた。そこで完成したのが、より安全で、使いやすい車体「Zeus R120」だ。

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大容量タンク搭載で、散布装置の位置はカスタマイズ可能。さまざまな農作物に散布可能だ。

「ZEUS R120」は、シンプルな設計なので初心者でも講習後すぐに操作可能だ。プロポにスマホを取り付け、スマホの画面を見ながら遠隔操作できる。大容量120Lタンク搭載、高性能インテリジェントバッテリーにより長時間、広範囲の散布が可能なので、果樹園での農薬散布に最適。また、散布幅約4m、散布高約4mで、散布装置の位置はカスタマイズ可能なので、さまざまな農作物にしっかり散布することができる。噴射の強さと液剤の量を強・弱で調節することが可能だ。液剤タンクは取り外しが可能なので、運搬車としても利用でき、マルチに活躍しそうだ。

10月からすでに一部の農家でデモを実施しており、実用に耐える製品ではあるものの、農家の「生の声」を基にこれからも改良を進める予定だ。当面は、さまざまな農地・ハウスに適応できるようサイズの小型化に取り組む。同社では、レンタルサービスや代理店募集もしている。

問い合わせ先:03-6450-1416/e-mail:info@tdplus.jp

東京ドローンプラス