「潅水NAVI」がクラウドサービスに対応 潅水作業を自動化し接触機会を低減

2020/09/03

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灌水NAVI クラウドサービス対応

自動潅水コントローラ「潅水NAVI」本機。

ニッポーは、自動潅水コントローラ「灌水NAVI」が9月1日よりクラウドサービス「EyeFarm Cloud」に対応したと発表した。コロナ禍における人との接触機会の低減や労力削減に貢献する考え。本機とクラウドとの接続には、別売の通信ボックスが必要となる。

統合環境制御まで必要でない小規模ハウス、雨除けハウスでは、その日の天気や経験をもとにタイミングや潅水量を変え、バブルの開閉や潅水ポンプの操作が必要となり、見回り等のスタッフが必要となる。しかし、最近のコロナ禍ではスタッフのやり取りも、可能なかぎり接触を避けたいもの。

灌水NAVI クラウドサービス対応
クラウドサービスに対応した「灌水NAVI」ならば、スマートフォンやタブレット端末で灌水作業が行えるので、「いつでも、どこでも」設定通りの灌水ができているか、灌水量や灌水回数に異常がないかなど、作物の生命維持に重要な灌水状況を遠隔管理できるようになる。

これにより、潅水作業の労力を削減できるほか、巡回の頻度を減らすことで人同士の接触機会を減らすこともできる。

「灌水NAVI」は、8系統を最大4グループにわけて潅水を管理できる。日射積算による自動潅水のほか、設定した時刻に各系統を順次潅水する「タイマー潅水モード」や外部機器の信号を受けて各系統を順次灌水する「外部連動モード」に切り替えることもできる。また、1日に指定した回数だけ潅水に液肥を混入させて施肥を行うことも可能だ。定植期の違い、品目の違うハウスにも1台で対応できる。

また、別売の土壌水分センサーや温湿度センサー、炭酸ガスコントローラ、飽差コントローラなどを接続すれば、データ収集、モニタリンが可能なため、環境測定器としても使用でき、複数の環境をモニタリングすることで、栽培環境や管理方法の見直し、スタッフとのデータ共有、後継者の育成などにも役立つとしている。

同社が鹿児島県のピーマン生産者の声として伝えるところによると、「今まで散水潅水を行っていたが、潅水NAVIを導入し、点滴チューブを使った日射比例灌水に変えたことで、作物の生育が良くなり、反収18トンの収穫ができた。部会の中で2番目の収穫量だった」としている。

※EyeFarm Cloud
離れた場所からスマートフォンやタブレットでハウス内環境をモニタリング操作・管理することができるクラウドサービス。データの共有・比較、作業記録やスケジュールを一元管理するので、年を通して営農をサポートする。「潅水NAVI」ユーザーが利用できるプランは「環境モニタリングプラン」で月額1,200円。そのほか、「他社測定器データ比較プラン」(月額1,200円)、統合環境制御盤「ハウスナビ・アドバンス」に対応した「環境モニタ&遠隔操作プラン」(月額2,800円)がある。

ニッポー