見回り作業はもう不要!畑の異常を電話で通知

2021/03/25

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KDDIウェブコミュニケーションズ てるちゃん 農業IoT 圃場の異常を通知KDDIウェブコミュニケーションズは、畑の異常を検知すると電話・メール・SMSで生産者に知らせる農業IoT「てるちゃん」をリリースした。

「てるちゃん」は、圃場に設置したセンサーが温度・湿度・照度の異常を検知すると、生産者へ電話・メール・SMSで通知するサービスで、生産者の確認や見回り作業の負担軽減や作業の効率化を図るために開発された。「育苗や新芽時期の温度管理」「カビや病気を防ぐための湿度管理」「栽培設備の動作確認」など、農作業における幅広い場面で活用することを想定しているという。

さまざまなスマート農業の製品が発売されているが、IoT機器に不慣れで使いこなせないのでは…と設置に消極的な生産者が多いのでは。「てるちゃん」は、IoT機器に不慣れでも簡単に利用できるように、設置から利用開始までの手順を簡素化した。

■設置が簡単!

KDDIウェブコミュニケーションズ てるちゃん 農業IoT 圃場の異常を通知スマートフォンやPCなどのブラウザ画面から新規登録と機器購入手続き後、手元に届いた小型のセンサーを監視したい場所に設置し、ルーターを電源に繋げば設置作業は完了。あとは、通知に必要な条件をスマートフォンやPCなどのブラウザ画面から設定すればOKだ。

■機能は「通知」に限定。だからこそ使いやすい!

KDDIウェブコミュニケーションズ てるちゃん 農業IoT 圃場の異常を通知露地栽培やビニールハウス内など、電波が届く範囲であればどこにでも設置でき、温度・湿度・照度の管理を必要とする、どんな種類の作物の栽培にも活用可能。また、監視したい時間帯や、センサーの測定値を利用者(生産者)自身で設定することができる。

KDDIウェブコミュニケーションズ てるちゃん 農業IoT 圃場の異常を通知

画面は左が「設定画面」、右が「センサー情報画面」。

さらに、利用者が使い慣れた自分の好みの通知手段(電話・メール・SMS)を選択することができ、複数の通知手段を選ぶことができる。

通知するタイミング(検知後すぐ/指定時刻)を選択できるので、たとえば深夜の状況を監視して、起床時に通知を受けて確認、ということもできる。また、生産者が気になるタイミングで「てるちゃん」に電話をかけるか、スマートフォンやPCなどのブラウザ画面上で閲覧することで、最新の温度・湿度・照度の測定値を知ることもできる。

■低価格だから導入しやすい!

低価格も魅力。最小構成(ルーター1台・センサー1つ)は機器費用が24,750円、システム利用料が月990円。使った分だけかかる費用として、監視料金は1回あたり2円から、通知料金はメール利用なら0円から、確認料金はブラウザ画面からなら0円から利用することが可能(価格は全て税込)。このほか、インターネットのプロバイダー契約または携帯電話のパケット通信の契約が必要となる。

ルーターとセンサーの間の最大設置距離は約200m(見通し距離)、ルーター1台につきセンサーを8つまで接続することが可能。また、農閑期など、「てるちゃん」が不要な時は利用を月単位で一時停止することができる。なお、一時停止中は、アカウント維持費として、ルーター1台につき1か月あたり330円かかるとのことだ。

「地方創生プロジェクト「Cloud ON OKINAWA(クラウド オン オキナワ)」の取り組みの一環として、2018年8月から沖縄県糸満市の小菊農家とマンゴー農家で、実証実験を行った結果、作業効率化の効果が認められたとのこと。

「てるちゃん」を利用した生産者からは、深夜の巡回確認確認作業が不要になって嬉しい、巡回・確認作業を減らすことができ、他の作業に充てられるようになった、異常が通知されるので対応をすぐさま行える、などの声があったという。

生産者にとって導入しやすく利用しやすい「てるちゃん」で、農業IoTの効果を実感してみてはいかがだろうか。

「てるちゃん」製品ページ
KDDIウェブコミュニケーションズ