イノシシをドローンで追跡撮影、獣害対策に活用

2021/02/10

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DMM Agri ドローン 鳥獣害 獣害対策鳥獣被害対策事業を展開する社DMM Agri Innovationは、野生のイノシシをドローンで追跡・撮影し、得られた映像を獣害対策に役立てる実証実験を「広島県立びんご運動公園」(広島県尾道市)で開始した。

これは広島県が公募した「ひろしまサンドボックス」実証プロジェクト(行政提案型)「公園内のイノシシ被害軽減のための獣害対策支援業務」の一環で、同社と鳥獣対策を手掛けるアポロ販売、環境保全などに取り組む(一社)CEFIC研究所と共同の実証実験になる。

実験では、従来のデータ(環境省の植生マップ等)を基にイノシシの足跡といった痕跡調査※や公園内のドローン空撮画像といったデータを加えた最新植生マップを作成し、イノシシが出没しやすいエリアのマップを作成。そのデータを基に、赤外線カメラ搭載ドローンによるイノシシの追跡撮影を行い、2日連続でイノシシの姿を捉えることに成功した。
※痕跡調査は、「足跡の種類から群れの特徴・年齢を特定」、「沼田場(寄生虫や汚れ落とす泥浴び場)を発見しイノシシの経路を特定」、「侵入経路を予測」、「糞の採取」を行った。

現在、映像解析や糞の分析等を(一社)CEFIC研究所(岡山理科大 吉川教授)にて検査を行っているとのこと。

今後は、今後は撮影を続けつつ、並行して映像の解析を行う。得られた映像を基に、トレイルカメラの場所を選定して設置し、詳細なイノシシの生態を把握し、電気柵やグレーチング、忌避剤等を設置し、イノシシからびんご運動公園利用者を守る。

今回は追い払いを目的としているが、鳥獣被害対策は追い払いと捕獲をセットで行うことがより有効的な手段のため、映像をイノシシの捕獲に役立てる方法も模索し、恒久的な被害対策を進めていく。

DMM Agri Innovation
アポロ販売
【参照】ひろしまサンドボックス