センサー不要の収穫量予測システムを開発

2021/03/04

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ベジタリアとオーガニックnicoは、センサー不要で導入が可能な施設栽培用収穫量予測システムを共同で開発。第一弾として施設栽培トマト用収穫予測システムの運用を開始した。また、運用開始にあたり、施設栽培トマト用収穫予測システムのテストユーザーを募集する。

収穫量予測システム 生育シミュレーション ITソリューション

※クリックして拡大。

両社が開発した収穫量予測システムは、作物の生育シミュレーションを元に「いつ」「どれだけ」収穫できるかの予測を、センサーを使うことなく算出するウェブサービス。

ハウス内の温度や一枚一枚の葉に当たる光量を、所在地に紐づけられた気象データから、独自のアルゴリズムでハウス内気象データに自動変換し、葉に当たる光量と温度条件を元に光合成量と果実の成熟を計算し、収穫量を予測する。

収穫量予測システム 生育シミュレーション ITソリューション

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標準的な収穫量を予測するだけでなく、作付け条件(畝数・苗数・定植時の株の状態仕立て方・植付時期・撤収時期等)やハウスの環境設定条件(冷房や加温の有無と目標温度やカーテンの展開日射量)を変えるだけで収穫量をシミュレーションできる。

また、収穫期に作物の観察データを入力することで、生産者自ら直近の精度を補正していくことができるため、より具体的な収穫量予測を行うことが可能となる。

両社は2018年から収穫量予測システムの開発を共同で推進。収穫量予測システムが導き出す栽培現場に即した具体的かつ精緻な収穫量のシミュレーションによって、具現的な栽培計画や出荷計画を策定でき、戦略的な農業経営の一助となることを目指している。

現在はトマトのみ対応だが、2021年にはイチゴをリリース予定で、その後ほかの農産物も対応していく予定だ。

収穫量予測システム
ベジタリア
オーガニックnico